子供に高い学歴をつけさせたいと考える親たちの多くは子供にいわゆるお受験と言われる小学校受験をさせようとします。お受験の対象になるのは有名私立や国立付属の小学校です。

特に東京・名古屋・大阪などの都市部には有名校がかたまって存在しているところから小学校受験もたいへん盛んに行われているのが現状です。

20年ほど前にテレビ放映されたドラマで、いまだに名作といわれる布施博さんと山口智子さんが夫婦役で演じたドラマに「スウィート・ホーム」というのがありましたがこれが過熱するお受験を扱って話題になりましたね。

その時に塾の講師役だった野際陽子さんの「お受験」というセリフでこの小学校受験の認知度はすごく上がりました。このお受験過熱地域に住んでいる教育熱心な家庭の子供の多くはこの受験のための塾に通っているのです。通わされているというのが正確な言い方でしょうね。

同じ受験でも年代の近い中学校受験と比べて小学校の受験では少し違いがあります。それは合否の見通しの基準となるはずの塾などが行う模擬試験の結果が合否の判定には絶対的ではないという事情があるのです。なぜこんなことが起こるかというと受験する小学校の種類が大きく関係してくるのです。

模擬試験ではその子供の記憶力などのいわゆる学力面が判定対象となっているのですが、そこでは測りきれないその子の別の面をも考慮して判定を行っている小学校もあるからです。たとえば、その小学校が宗教法人の学校であるとか、受験校なのかでも合否判定は大きく変わってきそうですよね。

小学校受験と塾

それでは小学校受験で塾にいくとどんな指導が行われているのでしょうか?

塾は週に1~2回通うというところがほとんどで、時間も90~120分ほどです。幼児たちにあまり長時間の拘束は、飽きられてあまり効果も期待できないためこれくらいの時間が妥当でしょうかね。

指導内容はといえば筆記問題や軽い運動を行わせての行動観察の他、手先の器用さや観察力などが見れる図工や折り紙などの指導をするところが大半です。小学生や中学生が通う塾と決定的に違うのは本人よりも、日々その子に接している通常は母親に対して毎回の授業の意義やポイントの解説などが行われている点です。

家庭での学習の注意点やら次回までの課題の把握などを視野に入れてのことのようです。親の立場からすれば結局子供のためにどんな塾を選べばよいのかということが一番の関心事ですよね。簡単に一言でいえば「情報力」が最も重要だということです。

親や子供にとっては初めての経験であっても塾では毎年多数の子供の受験を経験するわけで、大手の塾であればかなりの情報が蓄えられています。

この小学校はこのような傾向の問題が出されているだとか、例年の合格者はこのような傾向の子供が選ばれているとか言った傾向も把握できているはずです。

あと、親に対しても親子面接なども行われるので親としても傾向を把握しておくことは子供の合否に欠かせません。月々の月謝も気になるところですが大体6万円前後とかなりの出費も覚悟しておく必要がありそうです。